メタリカからベビーメタルまで、2016年絶対聴くべきメタルアルバム25選

ザック・ワイルド  / Zakk Wylde
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元オジー・オズボーンのギタリスト、ザック・ワイルドは近年ブラック・レーベル・ソサイアティと共にダークなメタル曲の制作に多くの時間を費やしている。がっしりとしたギタリストだが、実はソフトな一面(ニール・ヤングの『ヘルプレス』のカバーをご存じですか?)を持ち合わせおり、1996年のソロデビューソロアルバム『ブック・オブ・シャドウズ』で見ることができる。それから20年の2016年、ワイルドはオリジナル曲をアコースティックギターとピアノで奏でる『ブック・オブ・シャドウズII』をリリースする。ブラック・サバスの魂がしみ込んだサウンドでありながら、よりサイモン&ガーファンクルのサウンドに近いサウンドを期待できる(ワイルドのサイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』のカバーは驚くほど素晴らしい)。


ネイルズ / Nails
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ハードコアなネイルズはここ数年、フルアルバム、ミニアルバム、スプリット、シングルで、この上ない怒りをサウンドで表現し地位を築いてきた。バンドが期待に応えるため、コンヴァージのギタリストと、ヘビメタ界の有名プロデューサー、カート・バローと一緒にゴッドシティー・スタジオでニュー・アルバム『ユー・ウィル・ネバー・ビー・ワン・オブ・アス』の制作に全力投球していることは間違いない。新作はネイルズとして、ニュークリア・ブラスト・レーベルからの初のアルバムとなる。トッド・ジョーンズは「『ユー・ウィル・ネバー・ビー・ワン・オブ・アス』は、俺たち、ファン、それから熱心に打ち込んできたことに寄生しようとする成りあがった詐欺師に対してイライラうんざりしているみんなのために。」と発表している。また、「110%自信を持って言える。俺たちはお前たちをガッカリさせないって。」とも言っている。


エース・フレーリー / Ace Frehley
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元キッスのギタリスト、エース・フレーリーは、良いカバー曲なら何でも知っている(ラス・バラードの『ニューヨーク・グルーヴ』は要チェック)。制作中のソロアルバムには、彼が影響を受けたザ・ビートルズ、ザ・ストーンズ、ザ・フーの曲、そして彼がキッス時代に作詩したキッスの『ゴールド・ジン』や『パラサイト』が含まれる。多くのゲストミュージシャンも参加しており、曲名はまだ明らかにされていないが、シン・リジィの曲にスラッシュが参加することが分かっている。またキッスのベーシストで友人であり敵でもあるジーン・シモンズの参加の可能性もあると言われている。

Translation by Miori Aien

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