ボブ・マーリーの一族による大麻ブランド『マーリー・ナチュラル』とは

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マーリー・ナチュラルのローンチパーティでマリファナを楽しむ、モデルのエボニー・ゴールドとフォトグラファーのエリカ・ミヤギワ  (Photograph by Steve Appleford)

同ブランドの看板商品である大麻の瓶詰めとカンナビスオイルは、今週からロサンゼルスにある3つの店舗で販売が開始される。(各種アクセサリーは同社のウェブサイトから随時購入可能)Rehmatullahはこう話す。「異文化のるつぼであるロサンゼルス以上に、このブランドの拠点に適した場所はないわ。大麻の有用性がどこよりも広く認識されているもの」マーリー・ナチュラルは今後製品の販売規模をカリフォルニア州全土に拡大していくとしており、2016年後半にはコロラド州、オレゴン州、そしてワシントン州でも購入が可能になる見通しだ。

マーリー家は今後もブランドの運営に深く関わっていくことになっている。またスティーブンはヒップホップの影響を反映したレゲエアルバム『レヴォリューション・パート2:ザ・フルーツ・オブ・ライフ』のリリースを春に控えている。「俺は生来のミュージシャンなんだ」スティーブンはこう話す。「物心ついた時から、俺のそばではいつも音楽が流れていたんだよ」

音楽と同様に、ビジネスもまたマーリー家と切り離せないものだとスティーヴンは話す。「父は優秀なビジネスマンだった。自身のレコードショップだけじゃなく、レコードのプレス工場まで所有していたんだ」マーリー・ナチュラルの根底には、ボブ・マーリーから受け継がれたビジネスマンとしての血が流れているのだ。


Translation by Masaaki Yoshida

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