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スター・ウォーズ、レイ役のデイジーが語る『最後のジェダイ』

BRIAN HIATT | 2017/12/18 19:00

| 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のヒロインのレイ役、デイジー・リドリー(Disney/Star Wars) |

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のヒロインが語る、レイ役の両親についての謎、理想とする女性像、そして今後のキャリアとは? US版ローリングストーン誌のカバーストーリーより、本誌未掲載の内容を含むデイジー・リドリーの拡大版インタビュー をお届けする。

10月下旬、ダグ・リーマンが監督を務めるSF作品『混沌の叫び』の「クレイジー」な撮影のため、3カ月前からカナダに滞在していたデイジー・リドリーは、モントリオールの賑わうワインバーで本誌の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』カバーストーリーの取材に応じた。彼女はその時点で完成した映画を観ていなかったものの、本作が「レーザーやら何やら」に満ちている一方で、現在の社会情勢を反映している部分があること、少なくともその時点では次回作以降レイを演じるつもりがないこと(その数週間後には態度の変化を見せている)等について語ってくれた。以下にインタビューの拡大版を掲載する。

ー『フォースの覚醒』が公開されるまで、レイが物語の主人公であることを把握していなかったファンは多かったと思います。そういう狙いがあってのことだったのかもしれませんが。

実は昨日別の人から「取材に対して少しもったいぶり過ぎだったのでは?」って言われたの。でも出演者の誰一人として、自分の役について誤解を招くような発言はしていないわ。視聴者が内容を知って驚いたことを意外に感じたもの。

ー 雪に埋もれたライトセーバーを手にする瞬間の興奮を、予告編に反映させるという案はなかったのでしょうか?

ライトセーバー・モーメント! 『フォースの覚醒』のプレミアで、あのシーンを目にした時のジョン(・ボイエガ)のリアクションが可笑しくって。彼は私の前に座ってて、『イェー!』みたいに声を上げたの。満員の会場で人目もはばからず興奮してたわ。あの夜のハイライトね。

ー 女性がライトセーバーを初めて手にするあの場面は、様々な意味でとても重要な意味を持っていると思います。あなたにとって、あの瞬間は何を意味しているのでしょう?

何十年もの間に無数の映画を観てきた40歳くらいの女性に、あのシーンはどう映るのかしらね。もちろん『エイリアン』とかの例もあるけれど、女性がヒーローになる映画は決して多くないから。親が娘をおもちゃ屋に連れていって「何でも好きなものを選びなさい」って言えない状況って、絶対におかしいと思うし。何より素晴らしいのは、その歴史的瞬間を生んだのが男性だっていう事実だと思うわ。マイケル(・アーント)、J・J(・エイブラムス)、ラリー(・カスダン)、あれは彼らの功績よ。3人の男性による革命に貢献できたことを、私は誇りに思ってる。フェミニストが女性の権利を必死に訴えるようなやり方じゃなくてね。

共演者やスタッフと関わる中で学んだことも多かったわ。現場におけるジョンと周囲の人々を見てると、映画業界における問題が過去のものになりつつあるんだって分かったの。キャストが全員白人で、無言の人種差別が蔓延しているような撮影現場とはまるで違ったから。そういうことに囚われない人々に囲まれて、とても心強く感じていたわ。

ー プロデューサーのキャスリーン・ケネディに対してはどういう印象をお持ちですか?

彼女は素晴らしい女性だし、一緒に仕事ができたことを嬉しく思うわ。数週間前に行われたWomen in Hollywoodっていうイベントで、彼女はスピーチを披露したの。彼女がスマートでクールで親切な人だってことを再認識したわ。この業界における彼女の功績はとても大きいと思うし、そういう意味では感謝もしてる。でも彼女はその功績を少しも鼻にかけたりしないの。ただやるべきことをやる、彼女はそういう人なの。

Translated by Masaaki Yoshida

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