BTSが米ビルボード・ミュージック・アワードでパフォーマンスを披露

米現地時間5月20日、ビルボード・ミュージック・アワードで「Fake Love」を歌うBTS(Photo by Ethan Miller/Getty Images)

米現地時間5月20日、ラスベガスで行われたビルボード・ミュージック・アワードで、BTSが『LOVE YOURSELF :Tear』収録曲を披露した。

ビルボード・ミュージック・アワードで、BTSがエモ・ヒップホップ風の新曲「Fake Love」を初披露した。この曲は最新アルバム『Love Yourself:Tear』に収録されている。

カメラがBTSを捉えるたびにファンは絶叫し、それが一晩中続いた。ホストをつとめたケリー・クラークソンは、BTSを紹介している最中の観客の反応に圧倒され、「みんな、クレージーよ!」と言ってピンクの巨大な耳あてをつけたほどだ。

ファンの絶叫が続く中、BTSが登場して「Fake Love」をパフォーマンスしたのだが、この曲はまるでこのアリーナ会場での発表のために作られた曲のようだった。ファンはBTSと一緒に歌い叫び、熱狂的なコール&レスポンスを行っていた。BTSのメンバー7人は、苦悩に満ちた歌声とスタッカートするラップを交互に繰り広げながら一糸乱れぬ踊りを見せたのだった。

ビルボード・ミュージック・アワードにBTSが登場したのは今回が初めてはない。ファンの投票で決定するTop Social Artist賞を2017年も受賞している。このときはアリアナ・グランデ、ジャスティン・ビーバー、セレーナ・ゴメスなどの大人気ポップ・アーティストを抑えての受賞だった。BTSはのちに授賞式でのスピーチの一部をアルバム『Love Yourself:Her』に収録している。

BTSが新作『Love Yourself:Tear』をリリースしたのは先週金曜日の5月18日。韓国では事前予約だけで100万枚を超えた。また、BTSは世界中で人気を博していて、シングル「Fake Love」はSpotifyのGlobal Top 50 チャートを一気に駆け上った。

今年の後半、BTSは「Fake Love」の成功を受けてワールド・ツアーを行う。このツアーは9月に米ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催される3連続公演を皮切りにスタートし、その後オークランド、シカゴ、ニューアーク、ニュージャージーを回る予定だ。追加公演は決まり次第発表されることになっている。

Translated by Miki Nakayama

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