分断と対立の時代にこそ重要な「アメリカらしさ」とは? ジャネール・モネイ新作タイトルの真意

ジャネール・モネイ(Photo by Matt Jones for Rolling Stone)

ジャネール・モネイは全米トップ10ヒットを記録した新作『ダーティー・コンピューターズ』のリハーサルを終えたとき、バンド・メンバーたちに「このアルバムのアメリカ的な部分を強く意識してほしい」と話していたことがローリングストーン誌の取材で分かっている。

人種差別、性差別、移民排斥などの問題で揺れる近年のアメリカ。しかし、モネイにとってのアメリカとは、居場所のない人々やアウトサイダーを受け入れる場所を意味しているのだという。かつて自らを「ウイルスに侵されたコンピューター」と表現したモネイだが、そんな「異物」である自分さえも受け入れてみせたのがアメリカだと考えている。

「今という時代を生きていくために、私たちは力を合わせないといけない。世界中の汚れたコンピューターたち(※様々なアウトサイダーのことを指している)と人々の心を通わせること、それが私の使命なの」

ジャネール・モネイのインタヴュー全文はこちら

Edited by The Sign Magazine




Translated by Masaaki Yoshida

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