ジェイ・Z、プーマのバスケットボール事業の社長に任命

プーマと提携して同アパレルブランドのバスケットボール事業の社長に就任したジェイ・Z(Photo by Shutterstock)

ジェイ・Zは仕事の幅をどんどん広げており、プーマと提携して同アパレルブランドのバスケットボール事業の社長に就任した。同ブランドの製品開発のクリエイティヴ・ディレクション、NBA選手やアーティストのリクルートも担うという。

ジェイ・Zは仕事の幅をどんどん広げている。ラッパー、ロック・ネイション創業者、ストリーミングサービスTIDALオーナーに加えて、今度はプーマと提携して同アパレルブランドのバスケットボール事業の社長に就任した。

彼が得た新しい役割は、同ブランドの製品開発のクリエイティヴ・ディレクションを支援し、バスケットボール選手や音楽仲間をプーマにリクルートすることとESPNが報じた。

プーマとジェイ・Zの初コラボレーションは1年前で、ジェイ・Zの4:44ツアーに同ブランドが靴、シャツ他の物販商品を提供したことだった。

「ロック・ネイションとはしばらくの間一緒に仕事をしている。私たちにとっては何年も前から素晴らしいパートナーだ。これまでさまざまなアンバサダーとさまざまな企画を行ってきた」と、プーマのブランドとマーケティングのグローバル・ディレクターであるアダム・ペトリックがComplexに語った。そして、バスケットボール事業の社長職は「ジェイ・Zが望んだもの」と付け加えた。

ジェイ・Zのこのリクルートは、ビヨンセと作ったアルバム『Everything is Love』のリリースのニュースの直後に、プーマがNBAのドラフト資格のある有名選手3人と契約したというニュースと共に発表された。ちなみにプーマが契約した選手はドラフト第1位指名が期待されるディーンダー・アイトン、マービン・バグリー3世、ズヘアー・スミスの3人で、同ブランドのエンドース契約では1998年のヴィンス・カーター以来、最も注目を集めている若手選手たちである。また、プーマは1973年に初めてエンドース契約したニューヨーク・ニックスのウォルト・“クライド”・フレイジャーとは生涯契約を結んでいる。

5年以上前からジェイ・Zのロック・ネイションはスポーツ・マネージメントも扱うようになり、ケビン・デュラント、ジェレミー・リンなどが同社のクライアントだ。ロック・ネイション所属のリアーナもプーマのアンバサダーを務めている。

Translated by Miki Nakayama

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