バンドの中心人物であるディー・ディーことクリスティン・ガンドレッドの60年代ポップスへの憧憬は、ほとんどフェティシズムに近い。女性メンバー4人でシャングリラスばりの黒服に身を包み、2本のシルヴァートーン・ギターを抱えながらガレージ・サーフ・サウンドを奏でる彼女たちは、セカンドとなる本作でも、ブロンディ作品で知られるリチャード・ゴッテラーをプロデューサーに起用。いつになくヘヴィな「カミング・ダウン」には、前作のジャケットを飾っていた最愛の母親を失った悲しみが溢れている。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE