和製ジャック・ジョンソンと呼ばれることも多い永積タカシの歌声は、どこかスティーヴィー・ワンダーに似ている……と常々思っていたのだが、“エボニーとアイボリー”なんてフレーズも飛び出す「Crazy Love」を聴いて、 それは確信に変わった。2年3カ月ぶりとなるこの5作目でも、フォーキーなバラードから脱力ファンク、ワールド・ミュージック期のポール・サイモンを思わせるタイトル曲までが、小学生でもわかるような優しい言葉で歌われていて、気がつけば「ぐにゃ~てなる」こと間違いなし。

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