クリーチャーズ・オブ・アワー

Rolling Stone Japan 編集部｜2011/10/08 00:00

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“ビーチ・ハウス以降のドリーム・ポップの決定版”という触れ込みのロンドン出身バンドが、そのビーチ・ハウスの所属するサブ・ポップからデビュー。オルガンを使ったメランコリックなサウンドとアンニュイなヴォーカルに偽りはないが、それだけに面白みがないのも事実。「ハッ、ハッ」というブレスを効果的に使った「カッコー」などは、そのまますぎて笑ってしまうほどだ。ノイ！を思わせるハンマー・ビートに乗せて、文字通り深い海の底に沈み込んでいくようなラストの「サブマリン」が白眉。