モントリオールのインディ・ポップ作家、クレア・ブーシャー。別名グライムズ。彼女が自宅でガレージ・バンドと制作したエレクトロソウルが、不安定なビートやエフェクトとともにゆっくりと作中を流れている。ブーシャーの歌詞は意味不明で、J-POPのようなチープさにアルヴィン&ザ・チップマンクスを掛け合わせたようだ。その結果、何とも言えない空虚さを手にした。それは手に掴めるようで、なかなか掴めない。

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