なんなんだろう。この気だるそうな感じ。でも超リアル。冒頭の「ナイナイ16」の「ナイ」の連呼が耳にこびりつく。渋谷〜アキバ〜自宅を行き来する本作のインナーワールドは、関西在住でインターネットを中心に活動を続けるMINTの手によるもの。USヒップホップを昇華したオタク発のサウス・スタイルと呼べばいいのか、ビートの作りはタフさを感じさせるが、そのラップはどこか醒めてて、そして痛快である。

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