スティーヴ・アルビニ所有のシカゴのスタジオで録音された3年ぶり6作目のアルバム。軋むようなギターと生々しいドラムが荒々しく響くが、終始ガンガンに押しまくるわけではなく、音の空間の中にどこか柔らかさや繊細さを宿しているところがポイントだ。ヴォーカル&ギターの木下の言葉を借りるなら、「混乱の中の透き通ったイメージ。そこから浮かび上がってくるキレイな部分」。この言葉を見事に体現している。

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