やれフレンチ・エレクトロだとかディスコ・パンクだとか騒がれているが、サウンドそのものを攻撃的にすることは誰だってできる。大切なのは、その中身だ。そういう意味で、俺はこいつらのような“変態”が奏でるダンス・ミュージックを断固支持。ハードコアなシンセ・リフ、不穏な響きをたたえたベースと重たいビート、ややゴス風味の入ったフリーキーなヴォーカル。ひと言で表すと“エグい”のである。豪州発のデュオで、所属レーベルはモジュラー。確かに今っぽい要素を兼ね備えているが、この気持ち悪い感じ(ホメ言葉です)はクセになること確実だ。

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