シカゴのポップ/ロック・バンドの4年振り10枚目となる新作。ベテランの域に突入している彼らだが、アコースティック〜エレクトロニックを自由に行き来する進歩的なサウンド、ミニマルな構造の楽曲、サム・プレコップのソフトな歌い口は変わりなく素晴らしい。珍しくドラムレスの曲が何曲かあり、なかでもリズムすらほとんどないシンセの伴奏と歌だけで中盤まで引っ張っていく「The Invitations」は新境地だろう。

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