マチュア・シームス

Rolling Stone Japan 編集部 ｜2012/10/10 00:00

何年間も風変わりなベッドルーム・レコーディングを行った後、アリエル・ピンクはその活動をグレードアップした。今作の音楽は斬新性に富んでいる。「オンリー・イン・マイ・ドリームス」はザ・ラーズを媒介したザ・バーズで、シンセの夢想曲「フェアウェル・アメリカン・プリミティヴ」は、肩越しにちらりと後ろを見てはいるが後悔はしていない、過去の自分を捨て去ったナンバーだ。

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