ストップ・ドロップ・アンド・ロール

恐ろしいほど聞き覚えのある音楽で、それと同時にグリーン・デイそのまんまのサウンドだ。それもそのはず。だって彼らはグリーン・デイの覆面バンドなのだから。パンクなスパイキー・ヘアではなく、ここでの彼らはグリースでヘアをいじったオシャレな3人組だ。35歳以上のロッカーが、やんちゃだった若い頃を思い出す感じ。そんなノスタルジーも味わえるし、その一方でビリー・ジョーの成熟した力強い歌声も聴ける。バンド名はグリーン・デイの面々が生まれ育ったサンフランシスコ・イーストベイの高級住宅地の名前が由来。60年代ガレージ・ロックの影響を強く受けたサウンドで、悪ノリする3人の姿が微笑ましい。

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