カート・コバーンに影響を与えた師匠として、シアトル重低音ロックの生き字引として評価され続けてきたバンドだが、マニアックすぎる活動内容が災いして知名度は下がりもせず上がりもせず、気づけば結成25周年。それがマズイと思ったわけではないだろうが、久々の日本盤で登場する2年ぶりのアルバムはかつてないほどストレートな仕上がり。肉体で鳴らしてナンボ、ツェッペリン級に熱くなってナンボのハード・ロックが中心だ。可愛いジャケに騙されてKO、またヘッドフォンで聴いて音のこだわりに改めて昇天。二度と言わず何度でもオイシイ傑作。

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