パロマ・フェイスの陶然とさせるレトロ・ソウルのヴォーカルと容姿。そして“夜、眠りにつくために酒を飲む女性を知っている/誰も彼女を変えることはできない”といった歌詞まで、このヒット作品にはエイミー・ワインハウスの亡霊がつきまとう。しかし、ワインハウスをチャネリングしているからといって現代のUKディーヴァを責めることは、ラモーンズのサウンドに似ているからといってパンク・バンドを責めるのと等しいことだ。

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