Rolling Stone Japan 編集部 |2011/08/10 00:00
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ジャケットを飾る奇妙な建造物同様、一切が“アンノウン”なまま、インターネット上で秘かに話題を呼んでいたアーティスト。その正体は、ニュージーランドのバンド、ミント・チックスのメンバーだったルーバン・ニールソン。趣味で録り溜めていた音源を集めたこのデビュー・アルバムは音質こそデモに近い代物だが、ソウルフルなファルセット・ヴォイスも相まって、モータウン・ナンバーをカヴァーする60年代のガレージ・サイケ・バンドのような、匿名性と中毒性の高いサウンドを生み出している。
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