ポール・サイモンとペギー・ハーパーの息子、ハーパー・サイモンの自身の名前を冠した2009年のデビュー・アルバムは、父親のフィンガーピッキングの優雅さとシンプルな歌詞に多大なる影響を受けたフォーク・ロック・サウンドだった。そんな彼のセカンド・アルバムでは、デス・キャブ・フォー・キューティーやエリオット・スミスに通じる悲しみが渦巻いている。悲しげなトーンに包まれているが、愛嬌のある彼の歌がとてもいい。

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