インディのマイナーから成り上がったフロリダのサーファー・ブラッドのセカンド・アルバムは、しつこく鳴り響く耳障りな音と英国っぽいエモーショナルなメロディに満ちていて、こういう大学生の憂うつなロックは永遠になくならないものだなぁと実感させられる。プロデューサーのギル・ノートンは、数十年前にピクシーズのアルバムでそうしたように、ホラー漫画に出てくるような悲鳴を注入する。キュアーやウィーザーのファンには馴染みある音楽だ。

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