元マーズ・ヴォルタのギター・ヒーロー、オマー・ロドリゲス・ロペス率いるこのゴス・ポップ・バンドのヴォーカルは女性。陽気にはならないし、ヴォーカルはゾクッとくるものの、曲自体は燃えない。ロドリゲス・ロペスは控えめで、ニューウェイヴのフレーズをウンコのごとく盛っているだけだ。アートロックの否定というなら、それは見事だが、ロドリゲス・ロペスがこのゴスなサウンドに華麗さを求めるなら、もう少し何かが欲しいところだ。

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