エレクトロニック・ミュージックの作家として、あるいは現代美術作家としてシーンをリードしてきた池田亮司の5年ぶりの新作。独ラスター・ノートンからリリースした『dataplex』と『Test Pattern』の音楽を利用して制作されたもの。パルス音を用いて構築していく超ミニマムで不愛想な電子音楽は、変わらず尖っているし、同時に懐かしくも響く。ダンサブルなテクノから予測不能なノイズまで、形を変えて鼓膜を刺激し続ける。

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