cero流ディアンジェロというかマーヴィン・ゲイというかスライというか。なんだかまったく的外れな気もしつつ書くが、これは彼らがソウル・ミュージックにアプローチした結果生まれた、混濁した何かではないかと思う。ポスト・プロダクションを含めたアレンジ技術が飛躍的に向上していて、先のことがぜんぜん読めない複雑な、しかしポップな仕上がりになっている。こんなに変わった、ソウルフルな1曲にはなかなか出会えない。

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