ボルチモア市はアメリカのソフト系シンセポップのハブと化しつつある。代表株はフューチャー・アイランズにビーチ・ハウス、そしてこのワイ・オーク。2011年の傑作『Civilian』では、ノイズ交じりのフォーク・ロックを披露したデュオだ。本作では、曲調はそのままに、ギターを魅惑的なキーボードに持ち替えている。タフで複雑。ジェン・ワズナーは、コクのある歌と奥深い歌詞で、ドリーム・ポップ界のプリマドンナの地位を手に入れた。

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