イヤーズ・オブ・リフューザル

プロデューサーのジェリー・フィンの遺作でもあるソロ9枚目は、精力的なツアーの成果を見せつけるライヴ感満々のロックンロール・アルバムに仕上がった。前作の実験性は後退した印象を与えるも、傑作『ユア・アーセナル』に近いインパクトを誇り、歌詞もモリッシー節全開。世界と彼を隔てる壁はかつてなく高くそびえ、せき止められた絶望と孤独感という名のエネルギーが華々しく爆発している

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