97年のデビュー以来、米インディ勢の中で独特の存在感を放ち続けている実験的ポップ・バンドの9作目。彼ら最大の持ち味である、めくるめくようなサイケデリック・ワールドが、従来の作品よりファンキーなリズムで伸びやかに展開されている。尖鋭的なセンスを巧みにポップ・ミュージックのフォーマットで展開する様は中期ビートルズを彷彿とさせる……と言っても褒めすぎではないほどの力作。

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