何年もの間、フェスティバルの常連バンドとして有名なザ・フェリス・ブラザーズは、陽気なフォーク・ロックをライヴで披露することを得意としてきた。2011年の前作『Celebration, Florida』では、インダストリアルな音と人工的な音がこれでもかと重ねられていて、その過剰なアプローチが耳障りだった。だが、今回はそれらをすべて捨て去って、最も自信のあるルーツ・ロックに戻ってきた。コンサートで聴いたら最高の曲ばかりだ。

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