In the Lonely Hour

Rolling Stone Japan 編集部 ｜2014/07/10 00:00

孤独な心はどこへ行くのか？　21歳の英国人シンガーはデビュー・アルバムの本作でそのことを問う。その切なる想いはアデルの楽曲ほどの魅力を放つことはないが、その才能を表すのはゴスペルに影響された「Stay With Me」（シンプルなアレンジメントが効いた贅肉のない１曲）と、70年代ロック・ラジオのエネルギーを持つ心地よいグルーヴ「Like I Can」だ。彼は美しいファルセットで歌い、何マイルも続く想いを抱いている。

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