16枚目のアルバム。楽曲のほとんどにケイル独特のシャッフル・グルーヴがちりばめられ、バーで唸りを上げる禅の達人さながらのプレイが展開される。一方、ジャム・バンドの元祖、ジェリー・ガルシアを彷彿させるその湧き立つようなギターは、闇のなかできらりと光る。この上なくイカしていて、年齢をまったく感じさせないケイルのスタイルは、30年前と何ら変わらず彼のキャラクターに合っている。

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