堀込泰行が脱退し、6人編成のバンドへと変貌を遂げた新生キリンジの初作。しかし1曲目を聴けば、アルバム・タイトルにあるように、本作は紛れもなくこれまでのキリンジに連なる11枚目の作品なのだということがわかる。同時に、これまでになかったフレッシュな魅力(新しい楽器編成やヴォーカルだけでなくハネムーンのような“眩しさ”を含む)がプラスされているのも事実。つまりこれは名作だ。まごうことなき絶品である。

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