このトロント出身のバンドのファースト・アルバムに収録された9曲のどれもが、インディ・ポップの良曲ばかりだ。プロポーズを扱った「Archie, Marry Me」は、バンドによってはその一生をかけて書こうと努力してできるような1曲で、“招待状とか花飾り/パン焼き機なんてどうでもいい”と歌う。この夏、君が恋に落ちることを期待していようが、恋が実らずに痩せ衰えようが、これ以上最適なサウンドトラックは見つからないだろう。

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