レナード・コーエンが15年間の活動停止後ステージに戻ったことは、音楽業界の歴史における最も印象的なカムバックのひとつだ。2013年9月にこの3枚のライヴCDをレコーディングするまで、彼は350回ものライヴをこなしていた。本作のほとんどは2009年の『ライヴ・イン・ロンドン』と同じ。しかし、「Alexandra Leaving」でバックアップ・シンガーのシャロン・ロビンソンが披露するパフォーマンスや、コーエン自身を反映した「Going Home」、カヴァー曲「ラスト・ダンスは私に」を聴くだけでも、この作品は買う価値がある。

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