UKのプロデューサーたちとコラボレートを重ねて注目を集めてきたLA出身の女性シンガー・ソングライター、バンクスのデビューアルバム。LAとロンドンを行き来しながら制作された本作は、ソン、リル・シルヴァ、ジャスティン・パーカーなど曲ごとにダンス・ミュージックの気鋭のプロデューサーを招いて制作された。最新のビート・ミュージックを消化して歌を際立たせたソウルフルなサウンドはダークでエレガント。漆黒の闇の中、トレイシー・チャップマンやフィオナ・アップルに憧れて音楽を始めた彼女の官能的な歌声が、青白い炎のように揺らめいている。

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