コンピューター・コントロールド・アコースティック・インストゥルメンツ・パート2 EP

 昨年、13年ぶりのニュー・アルバム『サイロ』を発表して話題を呼んだエイフェックス・ツインが、それから半年も経たないうちに新作を発表。「コンピュータで生楽器をコントロールする」というアルバム・タイトルどおり、生楽器の音色がメインになっているあたりはエレクトロニックな『サイロ』とは対照的だ。なかでもサウンドの要といえるのがピアノ。かつて『ドラッグス』でも試したプリペアド・ピアノ(ピアノの弦にさまざまな物を挟んで独特の音色を出す手法)に生ドラムのビートが加わって、現代音楽とテクノが融合したような唯一無二のサウンドを展開する。

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