ソロ・デビュー作となった前作が全英チャート1位に輝き、華々しく新たな門出を飾ったノエル・ギャラガー。新作はセルフ・プロデュースに挑戦してロンドンでレコーディングされた。バンド・メンバーは前作と同じで、ジョニー・マーがゲスト参加。ノエル本人が「今回はスゴくブリティッシュだ」と断言しているように、その哀愁を帯びたメロディやアツいギター・サウンドにブリット・ポップの帝王学を感じさせたりも。なかにはサックスのソロが入る曲もあったりもして、オアシスという過去を断ち切り、我が道を歩み始めたノエルの自信が伝わるアルバムだ。

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