マーク・ロンソンが語る「人生の10曲」

Photo by Monica Schipper/Getty Images


ポール・マッカートニー『アリゲーター』(2013年)




ポール・マッカートニーとの作業は様々な面で素晴らしかった。一番は何と言っても『一体どうなってるんだ、ポール・マッカートニーと仕事してるなんて!』ってこと。でも次はアレンジについて学んだことだ。さらに、これが彼のすごいところなんだけど、彼はいくつかのワイングラスにそれぞれワインを注いで、音がAマイナーのコードになるように完璧にチューニングするんだ。ポールがレコーディング中に言ったことを僕は絶対に忘れない。アコースティック・ギターを録音していたとき、『いいアコースティック・ギターみたいだけど、僕はレコードっぽくしたいんだよ』って彼は言った。素晴らしく録音されたギターの音はたくさんあるけど、それをB面の2曲目みたいに象徴的なサウンドにしたいんだ。


マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ『アップタウン・ファンク』(2014年)



ブルーノも僕もジェフ・バスカーも1人だけでは迫力あるレコードを作れなかっただろう。でも僕ら3人が1つの部屋に集まったらなにかとても素敵で魔法みたいなことが起こる。僕は3倍すごいって言ってるんじゃない。まったく新しいものが生まれるんだ。最大のヒットに恵まれないって文句を言っている人は常にいるけど、僕の最大のヒット曲であるこの曲が僕が誇りに思えるものであり、これを友達と作り上げたということを本当にラッキーだったと思うよ。

Translation by Kise Imai

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