マイリー・サイラス、授賞式におけるワイルドな行動トップ10

Photo by Kevin Winter/Getty; Kevin Mazur/Getty

舌出しポーズやフレイミング・リップスとの共演、踊るクマから泣き出す猫まで

マイリー・サイラスは10代初期からワールドツアーをし、授賞式でパフォーマンスしてきた。だから彼女は観客の注目を引きつけるコツを1つ2つ心得ている。

ディズニーのポッププリンセスとしてデビューしたときから、トワーキングが激しくなった「バンガーズ」の時代まで、シンガーにして女優でもあるマイリーは進化し、人々を挑発し、自分の才能をプロモーションする効果的な方法を獲得してきた。これまでにマイリーが授賞式で見せた歴史に残る瞬間を振り返ってみよう。


10位 ティーン・チョイス・アワード(2008年)

マイリーはディズニーチャンネルのドラマ「ハンナ・モンタナ」で演じた二重生活で有名だが、一夜にしてティーンの間の人気者からアメリカのポップカルチャーの現象へと変化した。ザ・ベスト・オブ・ボース・ワールド・ツアーを経験したことで、マイリーは2008年のティーン・チョイス・アワードで初めて父のビリー・レイ・サイラス抜きでパフォーマンスした。ザック・エフロンをからかったシーンと親友でダンサーのマンディ・ジローを紹介した場面も見せ場ではあった。しかし、その夜もっともみんなを挑発したのはマイリーが彼女のデビューシングル「7 Things」を友人のセレーナ・ゴメスと歌った瞬間である。マイリーは楽曲「Breakout」で元恋人であり、その年の初めにマイリーのツアーに同行していたニック・ジョナスのことを歌ったと言われていた。そのニックはマイリーと別れた直後からセレーナと密かに交際していたという。ティーンエイジャーたちのドラマではある。しかしこれは、その後訪れるさらにスキャンダラスな事件の予兆であった。


9位 ビルボード・ミュージック・アワード(2014年)


ヒップホップの世界に少しだけ手を出した後、マイリーは親しい友人で以前にもコラボレーションしたザ・フレーミング・リップスと「Lucy In The Sky With Diamonds」をシュールに、ギラギラした光の中でパフォーマンスし、これまで以上にサイケデリックな一面を披露した。その秋、ザ・フレーミング・リップスはビートルズの「サージェント・ペパーズ」のトリビュートアルバムをリリースした。このアルバムはマイリーがカバーしたこのクラシックチューンをフィーチャーしている。

Translation by Yoko Nagasaka

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