2010年代ベスト洋画ランキング トップ20

9位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
2014年に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の映画が公開されるまで、この作品に馴染みがあるのはハードコアなコミックファンだけだった。しかし、マーベルは比較的無名なキャラクターでも、きちんと手を尽くせばとんでもなく儲かる映画の主役になることを、何度も証明してきた。それでも、遺伝子操作されたアライグマやその仲間たちが7.5億ドルも稼ぐなんて、ラズベリーズやノーマン・グリーンバウム、10ccの音楽に子供たちが興味を示すなんて、ほとんど誰も想像しなかっただろう。
全世界興行収入:7億7417万6600ドル
ロッテン・トマト満足度:91%
アカデミー賞受賞数:0

8位『ソーシャル・ネットワーク』(2010)
フェイスブック誕生の背景を知りたいなら、『ソーシャル・ネットワーク』は最適とは言いがたい。脚本家アーロン・ソーキンが真実をねじ曲げたのは1つや2つではなく、マーク・ザッカーバーグを自閉症のナルシスト野郎ぎりぎりに描き、存在しなかった恋人を登場させたからだ。しかし、こんなことは問題ではない。映画は強く心を捕えるし、繰り返し見るに値する説得力がある。
全世界興行収入:2億2492万315ドル
ロッテン・トマト満足度:96%
アカデミー賞受賞数:3/脚色賞、作曲賞、編集賞

7位『ドライヴ』(2011)
『ドライヴ』のなかに、ライアン・ゴズリング演じるキャラクターの名前は一度も登場しない。しかし映画が進むうちに、私たちは彼がハリウッドのカースタントマンであり、逃亡を手助けする専門ドライバーであり、自動車修理工であることを知る。彼の名前が何であろうと、彼が車に関して熟知していることは確かだ。ニコラス・ウィンディング・レフン監督によるこの秀作のなかで、彼はまたマフィアやその他の下衆なキャラクターたちとのトラブルに巻き込まれる。
全世界興行収入:7617万5166ドル
ロッテン・トマト満足度:93%
アカデミー賞受賞数:0

Translation by Sayaka Honma

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