デビューアルバムで注目を集めたロンドンの女性4人組バンド、サヴェージズの2作目は、前作に続いてバンドと親交が厚いジョニー・ホスタイルがプロデュースを担当。切迫感溢れるビートとギターノイズ、そして、スージー・スーを思わせる歌声が生み出すダークなポストパンク・サウンドは、前作以上に強度を増した。一方でパーソナルなラヴソングが歌われるようになったのが大きな変化で、メロディの美しさが光る曲も。とはいえ、アルバムに弛みは一切なく、ジャケットの拳のように真っ直ぐで強靭なアティテュードに貫かれている。

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