人気ジャム・バンド、ベスト10

第8位 アンフリーズ・マギー


音楽界で最も熱心なファンといえば、ジャム・バンドやプログレッシブ・ロックの支持者だ。インディアナ出身の6人組アンフリーズ・マギーは、この2つのジャンルを完璧に組み合わせたバンドだ。つまり、この6人組には熱狂的信者がおり、彼らはレッド・ロックスという誰も聞いたことのないような巨大会場にも足を運ぶ。アンフリーズ・マギーのライヴを体験したことのない人は実際に会場に足を運び、自らの目で確かめるべきだ。アルバム『Live at the Beacon Theater』には、ピクシーズの『Where Is My Mind』やデレク・アンド・ザ・ドミノスの『いとしのレイラ』の圧倒的に素晴らしい演奏が収録されている。

第7位 ガバメント・ミュール


ジャム・バンドの殿堂を作るようなことがあれば、ウォーレン・ヘインズは単独でも間違いなく受賞に値する。ギタリストのヘインズは、1989年にオールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマンの代役を果たしただけでなく、2004年にはザ・デッドのジェリー・ガルシアの役割も実質的に受け継いだ。ヘインズは両方のバンドで2、3年に渡って素晴らしい活躍をし、空いた時間にはガバメント・ミュールとしてツアーやレコーディングを行った。ガバメント・ミュールはザ・デッドとオールマン・ブラザーズの最良の部分を組み合わせたようなバンドで、年々良くなっている。

Translation by Satoko Cho

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