デビューから20年目を迎えたノーナ・リーヴスの新作は、バンドの絆を確かめるようにセルフプロデュースで制作。最近では文筆家やコメンテーターなど幅広く活躍する西寺郷太をはじめ、メンバー3人が生み出す力強いグルーヴを軸に据えて、ファンキーでダンサブルなナンバーが目白押し。マーク・ロンソンに負けない洗練されたサウンドプロダクションを身に纏い、かせきさいだぁやサイプレス上野をゲストに迎えてラップも取り入れながら、キレまくったポップセンスで疾走する。20年目にして、デビュー作のようなイキの良さだ。

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