ビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンが90歳で死去

90歳でこの世を去った、ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティン((Photo by Eamonn McCabe/Redferns)


マーティンのキャリアにおいて、ビートルズの作品が最も広く知られていることは疑いないが、彼はジェリー・アンド・ザ・ピースメーカーズ、ケニー・ロジャース、チープ・トリック、ジェフ・ベック、そしてセリーヌ・ディオンといったアーティストたちの作品も手がけている。1997年には、故ダイアナ妃に捧げられたエルトン・ジョンの『キャンドル・イン・ザ・ウインド』の新ヴァージョンをプロデュースしている。同曲は史上最も売れたシングル曲のひとつとなった。

1990年後半から聴覚の衰えが進行し、彼の名前を耳にする機会は次第に減少していった。その頃から彼の息子のジャイルス・マーティンが、アシスタントとして彼を支えるようになった。ビートルズの未発表曲をマッシュアップした『ラヴ』では、ジャイルスは彼の右腕として作品に大きく貢献した。

2011年に、マーティンはビートルズとの思い出をこう振り返っている。「彼らは素晴らしい音楽を生み出した。彼らが残した曲たちは、この先何世代にもわたって愛され続けるだろう」彼はこう続けている。「彼らはガーシュウィンにも劣らない作曲家であり、ロジャース・アンド・ハマースタインにも引けを取らない作詞家だった。そういった先達と同じように、ビートルズは歴史にその名前を刻んだんだ。たとえ私がこの世を去っても、彼らの音楽は永遠に生き続けるんだよ」

Translation by Masaaki Yoshida

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