1970年のワイト島フェスティバルで衝撃的なパフォーマンスを見せたバンドは、アトランティック・レコーズのアーメット・アーティガンとレコード契約を交わす。その37年後、ロンドンの
O2アリーナで行われたアーメットの追悼コンサートで、エマーソンは多くのプログレッシヴ・ロック界のスターたちと共に、ヘッドライナーのレッド・ツェッペリンの前座として演奏している。1970年に発表されたデビューアルバムを皮切りに、
ELPはその後の4年間で4枚のアルバムをリリースする。
ELPはエマーソンによるプレイが光る表題曲を含む『タルカス』を1971年に発表し、その翌年にはサードアルバム『トリロジー』をリリース。1973年に発表された
ELPの代表作である『恐怖の頭脳改革』では、エマーソンはロック史に名を残す『悪の教典#9』の共同作曲者としてクレジットされている。
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ワークス』ツアーの公演が行われたモントリオールのオリンピック・スタジアムにて、リハーサル時のキース・エマーソン 1977年2月(Photo by Michael Putland/Getty Images)