スリップノットのコリィ、トランプを猛烈に批判「国民皆で抗議の声を上げるべき」

ドナルド・トランプ氏を批判するコリィ・テイラー(Photo by Tom Pennington/Getty Images)

スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーは、2015年12月のインタヴューで、ドナルド・トランプ氏の米大統領選への出馬が、2015年のポップカルチャーの中で最も最悪な出来事だと答えていた。そんな彼が今回、この共和党候補の「不道徳で醜い偏見と人種差別」を人々に植え付ける数々の発言に対して、これ以上我慢できないとローリングストーン誌に話してくれた。

「俺の気に障るのは、みんながトランプを真面目に受け止めてること」このようにコリィは、インターネットラジオ局Beats 1で始まった自身の新番組ついての3月2日のインタヴューで話している。彼は同番組の初回で、「言論の自由」をテーマに取り上げていた。「俺はあんな(人種差別)をほったらかしにしない。人種問題について、俺たちは馬鹿な考えなんか持ってないって自分に言い聞かせてきたつもりだったんだけど。でもさ、俺たちが今目の当たりにしてるのって、極右のヤツらがどこからともなくたくさん現れて、堂々と人種差別的な発言をする様子だろ。こんなことが後で言い伝えられたらダメでしょ。南北戦争と公民権運動で、かなりたくさんの人が死んだんだよな。「マジ?今がいつの時代だと思ってるんだ?こんなことが許されるのか?」とか聞いてる場合じゃない」


Translation by Miori Aien

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