イギー・ポップがボウイから学んだことや楽器の弾き方を教えたストゥージズのメンバーなど、彼についてあなたが知らなかったであろう5つの事実を紹介。
イギー・ポップは、2013年のストゥージズとの作品『Ready to Die』以来初のアルバム『ポスト・ポップ・ディプレッション』をつい最近リリースした。クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミとのコラボ作品で、彼にとって17枚目となるスタジオ・アルバムのリリースは、既に伝説と化した彼のキャリアにおける最新章と言える。だが、かつてのストゥージズのフロントマンはステージ上でのワイルドな行為や同じくワイルドな歌い方をすることで悪名高い一方、ジェームズ・ニューウェル・オスターバーグ・ジュニアというひとりの人間について、明らかにされるべき、あまり知られていない事実が未だにたくさん存在する。今回、そのうちの5つだけ紹介しよう。
1、当初、ストゥージズがそれほど特殊だったとは思っていない。
「始動した頃のストゥージズに過激で風変わりなところがあったとは思わない。俺たちは独創的だっただけ」
2、ストゥージズのドラマー、スコット・アシュトンに楽器の演奏を教えた。
「彼に俺のキットをあげて、ちょっと教えてやった。「ボ・ディドリーのビートはこうやるんだ」って感じで
3、乱暴なイメージに反し、ストゥージズは平和なバンドだった。
「ロンやスコットに出会ってから、バンド内で怒鳴り合ったり、拳を握り締めたことは一度もない
4、ストゥージズの全盛期は再結成後だと感じている。
「俺たちがピークに達したのは2005~2006年頃だと思う。バンドはこんな壮大で激しく雄大なグルーヴを作り上げた」。
5、舞台度胸についてデヴィッド・ボウイから学んだ
「映像を見れば、俺がパフォーマーとしてデヴィッドから何を学んだか分かるだろう…。俺は自分のスタイルを貫いている」。