ポケモンGOで犯罪は本当に増えるのか?

Photo by PG/Bauer-Griffin/GC Images

このゲーム・アプリは、殺人、強盗からハイウェイでの交通事故まであらゆることで非難されてきた。だがその真実は?

『Pokémon GO(以下、ポケモンGO)』は、私たちの遊び場を飛び越し、死体を見つける方法を変え、そう、要するに我々の生活に多大な影響を及ぼしつつある。その背景、真実に迫る。

7月10日、ミズーリ州オファロン市警察の警官は、フェイスブックに1通の警告記事を掲載した。それは、黒のBMWに乗った4人組が被害者を駐車場におびき出すのに、ポケモンをある場所に引きつけ、結果として、他のプレイヤーたちも同様に引きつける、"ポケストップへ"という"ビーコン(灯台)"を設置していたというものだ。"ポケストップ"など、地元警察がフェイスブックに投稿する内容に含まれるフレーズとしては、思いもよらなかったもののひとつだ。報道によれば、この若い男たちは、8人か9人からの金品の強奪には成功したものの、あっさり逮捕されたという。都市伝説の正体を暴くことで人気のサイトSnopes.comに、自称被害者の1人が、この若者たちはそれほど賢くなかったと書いた。彼らがもっと高価なアドオンで釣らなかったこと、"通りから少し外れたポケストップ"のそばにたまたまビーコンを設置して、これがたまたま人気のない場所だっただけ、というのがその理由だ。

Translation by Kise Imai

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