ニューイングランド・ペイトリオッツのロブ・グロンコウスキーもステージで『ヘルター・スケルター』を踊った。
7月15日(金)、16日(土)(現地時間)の夜、デッド&カンパニーが満員ソールドアウトのボストン・フェンウェイ・パークで演奏を行った。17日(日)にはポール・マッカートニーのツアーが、やはりここボストン・レッドソックスの本拠地にやってきた。幸いボブ・ウィアーがまだ街にいたことから、グレイトフル・デッドのギタリストとマッカートニーが史上初めて、マッカートニーのライヴのアンコール部分で共演することとなった。2人はまず、ウィングスの『ハイ・ハイ・ハイ』を演奏し、その後『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』収録の名曲『ヘルター・スケルター』に取り組んだ。
さらにおまけとして、NFLニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド、歩く紙吹雪大砲とも言われるロブ・グロンコウスキーの姿も客席に見られた。『グロンク』ことグロンコウスキーは『ヘルター・スケルター』の演奏中にステージに上がって踊り、エアギターをかき鳴らし、あげくに一度はマイクに向かって叫ぶように歌ったのだった。
残念ながらここからマッカートニーとウィアーの道は分かれていくこととなった。デッド&カンパニーは7月22日(金)のオレゴン州ポートランド公演へと向かい、マッカートニーは7月19日(火)にペンシルヴァニア州のハーシーパーク・スタジアムでライヴを行っている。