エアロスミスの隠れた名曲、人気ベスト10

エアロスミスは、2017年に実施が検討されているさよならツアーに向けた準備を進めているところだが、本誌は読者を対象にバンドの隠れた名曲についての人気投票を実施した。(Photo by Chris Walter/WireImage)


8位 『ハングマン・ジューリー』

エアロスミスが1987年にカムバックを果たしたアルバム『パーマネント・ヴァケイション』には、『ラグ・ドール』や『エンジェル』、『デュード』などの洗練されたポップ・ソングが多数収録されているが、アルバムの中盤にはブルース調の『ハングマン・ジューリー』が配置されている。沼地とポーチに置かれたロッキングチェアのサウンドでイントロが始まると、いつもよりハーモニカを多用してはいるが、徐々により典型的な1980年代のエアロスミスらしい曲調へと変化していく。バンドはこの曲を19世紀のアメリカの伝統音楽だと思っていたが、レッドベリーの遺産管理者が著作権を所有していることが後に判明した。そのため、両陣営の間でちょっとした訴訟に発展した。

7位 『戻れない』

アルバム『闇夜のヘヴィ・ロック』の作曲作業を開始できる状況になるまで、エアロスミスは5年ほどアメリカ中を駆け回り、一夜限りの興行を延々とこなしていた。スティーヴン・タイラーはひどく疲弊し、『戻れない』という曲でその苦しみを爆発させた。「ホリデイ・イン、ドアチェーンをかける/好きな人も嫌いな人もいるだろうが、俺にとっては皆同じさ/・・・/何もできない幼い少女は拒否できない/彼女たちを愛し、売り切れというコメントを残して立ち去る」と彼は歌う。その1年後、幼い少女に関する内容は含まれていないものの、同じような巡業のつらさを歌った、ボブ・シーガーの『ページをめくって』のライヴ・バージョンが大ヒットした。『戻れない』はシングルにはならなかったが、ファンからも愛され、エアロスミスもライヴで演奏し続けている。

Translation by Shizuka De Luca

タグ:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE