ゴッサードとアメン、マクレディの3人がそれと同時期に開始した新しいプロジェクトが、後のパール・ジャムであるが、そのフロントマン、エディ・ヴェダーもバック・ヴォーカルとして、アルバム『テンプル・オブ・ザ・ドッグ』の収録曲3曲にゲスト参加している。
「テンプルは純粋に音楽を楽しむためにアルバムを作ろうというプロジェクトだった。バンド仲間以外の人の意見は聞かなかった。このアルバムは今まで作ったなかで、初めてそしておそらく唯一ストレスを感じなかった作品だ」とコーネルは述べている。
テンプル・オブ・ザ・ドッグは一度もツアーを実施したことがないが、1990年の11月と12月にシアトルでライヴを行うなど、ライヴ・パフォーマンスの経験は今までに何度かある。2014年、コーネルは、ニール・ヤング主催のブリッジ・スクール・ベネフィットのコンサートでパール・ジャムと共演し、2011年にもウィスコンシンでのPJ20の2公演に参加している。昨年2015年には、テンプルのメンバーがシアトルのベナロヤ・ホールに集結し、『Reach Down』と『Call me a Dog』の2曲を披露した。
テンプル・オブ・ザ・ドッグ25周年ツアーの日程
11月4日 – ペンシルベニア州フィラデルフィア／タワー・シアター
11月7日 - ニューヨーク州ニューヨーク／マディソン・スクエア・ガーデン
11月11日 - カリフォルニア州サンフランシスコ／ビル・グラハム・シビック・センター
11月14日 - カリフォルニア州ロサンゼルス／ザ・フォーラム
11月20日 - ワシントン州シアトル／パラマウント・シアター
